新人コンサルタント時代から継続している年収をあげてきた「勉強・学び」に対する考えをお伝えします。
あなたの時間を少しでも有効に使い、人生のプラスになれば嬉しいです。
年収を上げる人は休日も学び続けている
年収を上げ続けている人は休日も勉強をしています。
でも受験生のように1日中、机に向かって資格の勉強をしているということではありません。
仕事で成果を出すこと、提供価値が上がることに関連して「学び」を続けているのです。
このブログも学びの一環です。
趣味でもありますが、仕事やメンタルヘルスに関する知識や経験をアウトプットすることで自身の中での再整理という位置づけにもなっています。
また、ブログを運営するうえで、ライティングスキルやHTML/CSS/JavaScriptといったWeb開発言語の勉強、さらにSEO対策などデジタルマーケティング知識なども身に付きます。
これは本業であるコンサルタントとしての成長にも繋がります。
メンタルヘルスに関する回顧録・体験談も、職場で自分と同じような精神状態ある人に対してどのように接すれば良いかのシミュレーションにもなります。
うつ病との付き合い方を会得しつつある人間の強みでもありますね。
実際に、ブログを書くためにアダルトチルドレンやうつ病のことを勉強し直しました。
すると残念ではあるのですが、職場で心身に不調を来している方の傾向から「自分と近しいものがあるのではないか?」と思い・・・。
話を聞いてみると、やはり睡眠不足が続いていたとのことでした。
自身の経験談から、早めに本格的な治療をするように助言をしましたが、これもブログを書いて知識を整理したおかげだと思います。
ちなみに、PRESIDENTの2016年7月4日号にはこのような記載がありました。
「仕事以外の時間に勉強している」と答えた人は、年収2000万円以上で69.2%、年収500万円台で41.2%だった。
年収2000万vs500万学習法比較
さらに以下の文が続きます。
また3カ月に1回以上セミナーや勉強会に参加する人は、年収2000万円以上で過半数の53.2%だが、年収500万円では31.5%だった。収入の高い人と低い人の行動量の差が浮き彫りになった結果といえよう。
年収2000万vs500万学習法比較
勉強というのは資格や試験の問題を解くことだけではありません。
セミナーや勉強会に参加するという行動も、そこでの議論や交流がビジネスパーソンにとっては勉強となるのです。
年収が上がる勉強分野を特定
とはいえ、闇雲に勉強だけをすれば良いということではありません。
まずは「なにを勉強をするのか」ということをしっかりと考えないといけません。
目的からの逆算思考です。
極端な例ですが、日本の中小企業で経理業務をしている方が「外国語を使えると年収が上がるらしいぞ」ということで「アゼルバイジャン語」を勉強しても、そう簡単に年収が上がることはないでしょう。
それは現代の日本ではアゼルバイジャン語の需要が少ないから。
年収も簡単に言ってしまえば「需要と供給」の関係で決まります。
英語は世界的に使われており、ビジネスの最先端を走る欧米でコミュニケーションを取るには重要な言語です。
同じように中国語も重要性が増しています。
イギリスの調査会社によると、2028年には中国がアメリカを抜いてGDP世界一位になるという調査結果もでています。
このような国々とビジネスを展開していくコミュニケーションツールとして、現地の言語を使いこなせる人間が重要であり、結果として年収が上がるのです。
しかし、ただ単に英語や中国語を使いこなせるだけで年収が上がるということはあり得ません。
当たり前ですが、それが事実ならアメリカや中国に貧困層は存在しないということになりますね。
基本的な教育を受けていれば、母国語で読み書きはできるでしょうから。
少し脱線しましたね。
お伝えしたいことは「大事なのは提供価値」だということ。
価値を提供する相手が最終的な消費者なのか、雇用主である企業なのかはともかくとして、価値を提供するためことが必要です。
ここで考えてみてください。
- あなたの職業は何のために存在しているのでしょうか?
- あなたの職業が提供している価値はなんでしょうか?
その答えが、あなたの年収を上げる勉強分野を特定するヒントです。