FIREの種類 とそれぞれのFIREを達成するための資産額などをまとめました!
会社員として週5日、残業をしながら働いて、行きたくもない飲み会に付き合って、ぎゅうぎゅうの満員電車に乗る日々。
そんな日々が嫌で、新しいライフスタイルとしてFIREを目指したいという人が増えているのでしょう。
本記事では、「そもそもFIREとは?」という方や「FIRE実現するにはどうすれば?」と考えている方に向けてFIREの種類やFIRE実現向けてやった方がいいことをご紹介します!
FIREとは?
FIRE(ファイヤー)とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉です。
日本語に訳すと「経済的自立と早期リタイア」という意味になります。
FIREは欧米で普及していた考えですが、近年になって日本でも有名となって、若年層を中心にブームとなっています。
SNSやブログ、Youtubeで個人が情報を発信できる世の中になり、日本でも若年層がFIREをしている姿が広まったことから、憧れる人が増えているのだと思います。
コロナ蔓延や老後2000万円問題などを経験して、生き方について考える人も多くなったのかもしれません。
FIREができれば、定年とされる65歳まで会社員として働く必要はなく、家族や趣味に時間を使ったり、自給自足生活をするための田舎に引っ越してマイペースに生きたり、本当に自分のやりたいことに使える時間が格段と増えます。
FIREの種類
とても憧れるFIREですが、細かく分けると、4~5の種類があります。
ここではFIREの各種類についてご紹介します。
コーストFIRE
コーストFIREは、老後に向けた資産を確保して(確保する見通しを立てて)、日ごろの生活費を労働で稼ぐ生き方を指します。
コーストFIREに必要な資産
年齢にもよりますが、コーストFIREに必要な資産は1000万円~と考えられます。
老後に必要なお金が3000万円という方を対象に考えると、30歳時点で1000万があり、運用益4%で30年運用ができる見通しが立てば、コーストFIRE達成です。
コーストFIREは仕事を辞めることはなく、好きな仕事をして生活費を稼ぎます。
稼いだお金は投資に回すことなく、自由に使えるので生活費や娯楽費次第で、仕事の負担を調整できる点は良いですね。
サイドFIRE/バリスタFIRE
サイドFIERもしくはバリスタFIREは、不労所得と労働所得で収入を得ながら生活をする生き方で、生活費の半分を不労所得で賄います。
自営業や個人事業主として労働所得を得る場合はサイドFIREと呼び、パート・アルバイトとして働く場合はバリスタFIREと呼びます。
サイドFIRE/バリスタFIREに必要な資産
年間の生活費が200~300万円とすれば、サイドFIRE/バリスタFIREに必要な資産は3000万円~と考えられます。
年間の生活費が200万円なら、3000万円を運用して4%の利益を得られれば、120万円を不労所得で賄い、残りを労働所得として月10万円ほど稼ぐようなイメージです。
週5日働くフルタイムの仕事よりも負荷が少なく、プライベートな時間を確保しやすいうえに、社会とのつながりも維持できます。
バリスタFIREであれば、国民年金に比べて年金額が多めに受け取れる厚生年金に加入できる可能性もあり、老後も安定する可能性が高くなるメリットもあります。
ファットFIRE
憧れる完全なるFIREが、ファットFIREです。
定年を迎える前に、贅沢ができる運用益や資産を蓄えることができて、仕事をリタイアしたタイプになります。
普通の会社員がファットFIREにたどり着くのは相当難しいです。
若いうちから給料が高い外資系企業や金融業界・コンサル業界などで働き続けるか、自身で事業を興したり、投資で成功する等が必要で、もちろん相当な努力が必要です。
宝くじに当たって大金を得ることでファットFIREを達成することもできますが、こちらは運の要素が大きすぎます。
ファットFIREに必要な資産
贅沢の程度にもよりますが、ファットFIREと呼ぶには1億円以上の資産が必要だと思います。
例えば、1億5000万円の資産があって、年間4%の利回りで運用した場合、不労所得は年間600万円となります。
月に50万円使えれば、けっこう贅沢できますよね。
リーンFIRE
最後はリーンFIREです。
ミニマリストのように、仕事をリタイアした後は必要最低限の質素な生活を送るタイプのFIREです。
運用からの収入で生活することは変わりませんが、買い物や外食を控えた倹約生活で少ない資産で完全リタイアを目指すものです。
ミニマリストという生き方に我慢を感じず、お金をかけない工夫に楽しみを見出せる人なら向いているFIREです。
リーンFIREに必要な資産
都会ではなく地方の田舎で暮らす場合は、資産3000万円あればリーンFIREは可能だと思います。
月10万円代で生活している人もいるので、半自給自足生活で、家賃を抑え、自炊をすれば、リーンFIREも可能でしょう。
交際費についても、自宅に人を呼んでお話をするのであればお金はかかりません。
趣味も読書などのお金をかけずに楽しめる趣味を見つけられれば、リーンFIREも夢ではありません。
FIREのメリット・デメリット
憧れる人の多いFIREにはメリットしかないように思いますよね。
FIREのメリットは思いつきますが、デメリットはあるのでしょうか。
FIREのメリット
まずはFIREのメリットを考えていきましょう。
仕事のストレスが減る
FIREの種類にもよりますが、基本的には嫌な仕事をする必要はありません。
ファットFIREやリーンFIREは完全に仕事をリタイアしていますし、サイドFIREやコーストFIREもストレスが溜まるような仕事をがんばらなくても、好きな仕事で最低限の収入を得れば生きていけます。
通勤時間や人間関係のストレスも減ることは、FIREの大きなメリットでしょう。
自由な時間が増える
FIREをすれば、1日8時間の週5日労働をする必要はなくなります。
労働日数を減らしたり、1日あたりの労働時間を減らしても生活ができる分、自由に使える時間は増えます。
家族や友人と過ごしたり、趣味に時間を使ったり、ただゴロゴロしたり、充実した時間を過ごすことができるでしょう。
様々な挑戦ができる
FIREをするので、資産は一定ある状況になります。
ある程度のお金と時間があれば、これまで諦めていたことに挑戦することもできるかもしれません。
週5日で働き、残業もして夜遅くに帰る生活をしていては、休日も疲労回復や家事に時間を使ってしまい、新しいことに挑戦する気力も時間もないですよね。
でもFIREをすれば、収入よりも「やりがい」を求めた転職をしたり、自分で事業を始めたり、田舎に引っ越すことも可能です。
自分の人生を充実させるために挑戦をして、本当に生きたい生き方をできる人が増えていくと良いですよね!
FIREのデメリット
メリットの多いFIREですが、デメリットもあります。
デメリットの多くは「安定」と信じられてきた世の中の常識と離れていくことだと言えます。
正社員での再就職が難しくなる
FIREができるようになると、多くの人は正社員を辞めると思います。
少なくとも、週5日で8時間勤務という一般的な会社員生活を辞めたいと思うでしょう。
FIREをして派遣社員やバイト、自営業に切り替えてしばらく生きていくことになるのですが、そうすると正社員で再就職することは難しくなります。
普通に考えれば、数年も正社員として働いていない人は書類選考の時点で「大丈夫か?」って思いますよね。
会社員というのは年齢が上がれば、求められる役割も管理職や専門職として高度なものに変わっていきます。
責任も重くなり、そういった生活が嫌だからFIREしたいと思ったはずです。
しかし、何かしらの理由で正社員に戻ることになったとしても、ブランクがあると正社員に戻るハードルが上がることは覚悟した方が良いです。
急な出費に耐えられない可能性
おもにリーンFIREやサイドFIRE/バリスタFIREに関しては、収入が限られ、自由に使えるお金が少なくなりがちです。
病気やケガで大きな出費が必要になったとき、資産を取り崩す必要が出てきます。
FIRE前に想定していたように投資元本を維持できず、不労所得を得られなくなることで、FIRE生活が破綻する可能性もリスクとして考えておかなければなりません。
保険に入ることで病気やケガに対する備えはできますが、本当に必要な保険かどうかはちゃんと検討してくださいね。
年金受給額が減る
会社員を辞めてFIRE生活に突入した場合のデメリットとして、厚生年金から国民年金に切り替えることで将来もらえる年金が減ることも挙げられます。
厚生年金の掛金は高いですが、会社と折半で負担をしていながら、老齢年金の受給額を増やすことができます。
国民年金だけに加入している場合より、厚生年金に加入している方が老齢年金として受給できる金額は多くなります。
FIREをすることで国民年金に切り替えるのであれば、老後資金が足りなくならないように、新NISAやiDeCoで老後資金を準備する必要性が増していくことは覚えておきましょう。
FIREの種類 は問わずFIREを実現するために
起業家やハイスぺのビジネスパーソンじゃない普通の人間がFIREをするためには、「支出を減らす・収入を増やす・投資をする」という3つを、できる範囲でコツコツと長い期間やっていくことが重要です。
筆者「きつね」が実践した節約術をまとめた記事やオススメのポイ活アプリを紹介する記事も読んでいただき、投資に回すお金を若いうちから増やして欲しいと思います。
高収入を得られる職業に転職をすることも本業での収入を高めるためには大事な要素です。
新卒や20代からFIREを目指して、高給取りの職業に就職・転職することも考えてみてください。
もちろん、筆者「きつね」は支出を減らして、本業や副業で収入を上げていき、投資に回すことを20代からやってきました。
結果として、現在は運用資産額が2000万円になっています。
運用資産2000万円になった配当金などの情報をまとめた記事をお読みいただきたいですが、このまま3000万円を貯めてサイドFIREを目指していきます。
ぜひ、あなたも一緒にFIREを目指して、がんばりましょう!
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筆者「きつね」はサイドFIREと資産運用を目的に、投資用の不動産を購入しました。
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