今回はコラム的な記事で、不動産投資を始めて感じたことを書こうと思います。
ざっくりと以下のような内容です。
- 経営を学びたいならコンサルタントとして就職・転職をするよりも、事業会社勤務で不動産投資に本気で取り組むほうが価値あると思う
「きつね」も都内に中古区分マンションを購入して不動産投資を始めました。

まだ始めたばかりですが、
毎月1万円ほど黒字になるキャッシュフローを確保してます!
そもそも経営コンサルタントは事業経営をしていない
コンサルタントとして働いていると「経営の知見を学びたいんです!」という学生の声や若手コンサルタントの目標を聞くことがあります。
ですが残念ながら、そもそもとして「なんで経営の知見を学びたいんですか?」と目的が定まっていない方も多い印象。
「漠然とした起業・ベンチャーへの憧れ」程度が理由でしょう。
なので、年収が高く社会的にも認められるコンサルタントになれば、仕事を通して勉強できるし、あわよくば仲間を見つけていつかは起業というモチベーションで就職という方が多いんですかね。
「コンサルタントとして働き、いつかは起業も!」なんて考えるくらいですから、努力はできて成長もする。
すると、順調に仕事で成果を出して評価を得る。
昇進昇格していき、マネジメントの経験も得られて年収も上がっていく。
でもコンサルタントだからって、実際に経営しているわけではないのです。
もしもコンサルタントへの就職・転職に対して、経営者としての経験が得られると思っているのであれば、必ずしも思い描く経験は得られないと思っていただいた方が無難です。
課題解決と、その過程での分析や提案・提言が主な経営コンサルタントの仕事です。
ふと、心のどこかでモヤモヤしてくる。
「もう少し実践経験を積みたい。」
「自分で事業を回す経験をしたい。」
「とはいえ、既に得た年収や地位を投げ出すのは・・・。」
同じような立場にいる、あなたに向けて1つの打ち手をご提案します。
あなたが、不動産投資事業の経営者になることです。
不動産事業の投資家ではなく「経営者」
このように書く理由は非常に単純で、「不動産投資=不動産事業」だからです。
株式や投資信託などのペーパーアセットに対する投資と異なり、不動産を活用して自分で売上を上げないといけません。
売上とは、すなわち「家賃収入」です。
不動産を借りて家賃を払ってくれる入居者がいないと、売上がゼロになる可能性だってあるのです。
不動産会社が提示してくる利回りの数字だけを見て、投資用物件の購入を決める人が失敗する理由は、事業と捉えていない点にあります。
「誰に、どのような場所で、どれくらいの価格で」不動産を貸し出すのか。
ターゲットに貸し出す不動産の仕入価格や管理費用など経費、さらに税金などを踏まえて目標とするキャッシュを得られる(黒字になる)のか。
築年数の古い物件はリノベーションなどをして資産価値(収益性)を高めることはできないのか。
こういった戦略を考えて、実際に黒字となるようにコストコントロールや入居者・管理会社と折衝をしていく。
内容からして、もう事業経営ですよね。
ペーパーアセットは値上がりしそう(もしくは配当金が増えそう)な銘柄を一度購入してしまえば、あとは基本的に放置です。
短期売買をする投資家は別ですが、中長期的に投資をするスタンスであれば、事業経営自体は投資をしている企業の経営陣が行います。
「他人が経営している企業の利益を得るか、自分で経営する不動産事業の利益を得るか」の違いが投資家と不動産事業家を分ける観点です。
不動産事業の経営経験はビジネスパーソンとしての市場価値向上に
経営や事業を立ち上げる・育てるプロセスは泥臭く、分析・提案とは異なるビジネスの筋肉を使います。
「打ち手の実行・推進」を起点にした「論点設定・課題抽出」に価値の源泉が移ってきているVUCAの時代。
日本の大企業においては、事業推進できる人材が不足しています。
総合系コンサルティングファームや戦略系ファームのデジタル部門が存在感を増している大きな理由も、ここにあります。
不動産事業の経営を通じて、マーケティング思考やビジネス数字力、そして「事業を運営する」経験を得た人間になる。
「打ち手の実行・推進」を行っていく過程で「走りながら考える」ことのできる人材として、ビジネスパーソンとしても重宝されるはずです。
これはコンサルタントに限らず、DX(デジタルトランスフォーメーション)や新しい事業を立ち上げていこうと積極的に投資を進める大企業で働く人間にも当てはまることです。
さらに、不動産による副収入を得られるということは、「勇気」にも繋がります。
給料とは別に「副収入がある」ということで、失敗を恐れずに本業で積極的に挑戦できたり、転職をして本当にやりたい仕事に就くこともできます。
現在は月1万円ほどで黒字になるキャッシュフローを確保できているので、少しずつ黒字を増やしていきたいですね。

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あなたも、「不動産事業経営者」としての一歩を踏み出しませんか?