【おすすめ本】BABOKとは? ITストラテジスト・ビジネスアナリスト(BA)必修の知識体系

BABOK
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「BABOK」という言葉、見聞きしたことはありますか?

正直、認知度はそれ程高くはありませんが、ビジネスとITを結ぶ者としては必須な知識体系です。

目次

Business Analysis Body of Knowledge (BABOK) とは

似た言葉で「PMBOK」というのは聞いたことがあると思います。

プロジェクトマネジメントに関する知識体系です。

ご存じない方はこちらの記事をご覧ください。

同じような言葉ですが、「BABOK」(発音は「バボック・ビーエーボック」)はBusiness Analysis Body of Knowledgeの略です。

その名の通り、ビジネスアナリシスーいわゆる(超)上流工程の戦略策定・要件定義ーにフォーカスした知識体系が「BABOK」です。

カナダのトロントに本拠地を構えるIIBA(International Institute of Business Analysis)という非営利団体が、国際的・中立的な立場でビジネスアナリシスの啓発を目的に体系化したものが「BABOK」です。

IIBAに日本支部も存在しているので、BABOKの最新情報はこちらで確認されるのがオススメです。

オフショア開発等のグローバルなシステム開発体制の潮流、アジャイルといったウォーターフォールとは異なる外部環境の変化スピードに適応した開発手法、クラウドといったオンプレミスとは異なる迅速で柔軟な技術要素の主流化・・・。

様々な要因が絡み、ビジネスアナリシスとシステム開発を結び、企業の競争力をITで強化していくことが難しくなってきています。

そのような時代・技術背景を踏まえて、「BABOK® Guide v3」とアジャイル思想を取り入れた拡張版Agile Extension V2が発刊されています。(2020年6月現在)

IIBA日本支部が要点を分かりやすくまとめている以下を入門書として読むのがオススメです。

BABOK:コア・コンセプト

BABOKに定義されているコア・コンセプトを簡略化して記載します。

これらが相互的に作用しているという概念を理解することが大事です。

コア・コンセプト概要
チェンジニーズを踏まえて、変革を行うこと。
企業のパフォーマンスを改善するものとして定義されています。
ニーズ「対処すべき問題や機会」と定義。
ステークホルダーや影響を与えり、チェンジを引き起こす。
ソリューションコンテキストを踏まえた、ニーズを満たす具体的手段。
ステークホルダーチェンジとの利害関係や影響から定められる個人やグループ。
価値ステークホルダーに対する価値(利益増やコスト減等)。
コンテキストチェンジから、もしくはチェンジに影響を及ぼす状況・環境。
自社・競合の動向や社会・文化的要素等を含む幅広い概念。

BABOK:7つの知識エリア

次に「知識エリア」を記載します。

知識エリア概要
ビジネスアナリシスの計画と
モニタリング
ビジネスアナリシス活動の計画と
管理に関した知識エリア。
引き出しとコラボレーションステークホルダーの本音を引き出し、
連携する為の知識エリア。
要求のライフサイクル・マネジメント要求を整理し優先順位を付け、
評価・承認する為の知識エリア。
戦略アナリシス現状を分析し、将来の姿を定義する為の
知識エリア。
要求アナリシスとデザイン定義要求を精緻化し
モデリングする為の知識エリア。
ソリューション評価ソリューションのパフォーマンス評価や
価値向上に向けた行動に関する知識エリア。

日本語でBABOKを学ぶおすすめ本

BABOK:日本語本
BABOK:学習のおすすめ本

現在、BABOKに関する情報や書籍は正直な所、充実しているとは言い難いです。

PMBOKに比べた知名度の低さが大きい要因と考えていますが、非常にもったいないと感じています。

日本企業の競争力を高めていく上で、IT活用の重要性はより一層高まっていくでしょう。

コンサルティングファームに限らず、事業会社のユーザー部門やシステム部門の方も(超)上流工程に携わる機会は増えていくはず。

そのような中で、体系的な知識を知らずに手探りでプロジェクトが進んでいくことは、日本全体の経営資源の無駄遣いに繋がってしまいます。

IIBA日本支部の皆様の普及活動を陰ながら応援すると共に、本記事によって少しでも多くの方にBABOKを知る機会を提供できれば幸いです。

ただ、上記の本は誤字も目立ちますし、前提知識としてBABOK専門用語を知っていないと文意が汲み取れないことも多かったです。

初学者の方は、少し古いですが「BABOKの基本と業務 (仕組みが見えるゼロからわかる)」という本がオススメです。

平易な言葉で図も記載して解説してくれています。

教科書的に体系的な知識を学ぶうえでは最適な1冊でしょう。

実務で使うための本としては以下の『BABOK超入門』がオススメです。

「30日でBABOKをマスターしよう」コンセプトで書かれている書籍で、日を追うごとにBABOKの知識が身に付きます。

実務でも使えそうなチェックリストも書かれているので、BABOKをプロジェクトに活用するとき役立つのはこちらですね!

最後にご紹介するのは『やさしくわかるBABOK』という本になります。

残念ですが、まだ読んだことがないのですが気になる1冊です。

読んだらこの記事を更新して紹介したいと思います。

以上が、「要件定義がうまく進められないと悩むITコンサルタント」や「ビジネス側で考えていることをシステム側に落とし込めないと悩む業務部門の方」に知ってもらいたい知識体系【BABOK】と、日本語での学習にオススメの本紹介でした!

今回、筆者「きつね」が実際に読んだオススメの本をご紹介させていただきました。

他にもコンサルタントとして多くの本を読んだなかで、「これは必読!」と感じた本を厳選した紹介記事も書いています!

ぜひよろしくお願いいたします!

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