【書評】ビジネスフレームワーク図鑑:パワポ資料のサンプル入手も

翔泳社から出版されている「ビジネスフレームワーク図鑑」をレビューします!!

レビューするきっかけになったのは理由があります・・・。

このたび、翔泳社が主催する【第2回 翔泳社ブックアンバサダー】に認定されました。

今回は翔泳社ブックアンバサダーについても簡単に触れつつ、
「ビジネスフレームワーク図鑑」レビュー記事をお送りします。

目次

「翔泳社ブックアンバサダー」とは?

#翔泳社ブックアンバサダー
#翔泳社ブックアンバサダー

レビューをする前に「翔泳社ブックアンバサダー」についてご説明いたします。

翔泳社の推薦する12タイトルのビジネス書の感想をSNSで発信するアンバサダーを募集する企画です。

2021年4月19日~5月5日に募集されていたのですが、ありがたいことにアンバサダーに選んでいただたきました!!

普段からIT領域とビジネス領域を結びつける書籍をたくさん出版されている翔泳社さんにはお世話になっています。

少しでも力になれたらと思い、応募したら当選しました。

当選者は翔泳社の推薦タイトルが1冊無料でいただける特別クーポンを貰えます。

次回もあったら応募してみてください!!

翔泳社ブックアンバサダーの推薦12タイトル

  1. IT用語図鑑
  2. ビジネスフレームワーク図鑑
  3. 思考法図鑑
  4. ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
  5. デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第2版
  6. THE MODEL
  7. イノベーションのジレンマ 増補改訂版
  8. イノベーション・オブ・ライフ
  9. ど素人でもわかる経済学の本
  10. ど素人でもわかる経営学の本
  11. はじめてのグラフィックレコーディング
  12. デザインアート思考
#翔泳社ブックアンバサダー:推薦タイトル
#翔泳社ブックアンバサダー:推薦タイトル

書籍概要

日頃の業務を通して、こんな悩みを持ったことはないですか?

「資料作成に時間がかかるし、頑張って資料作成を作ったのに、整理が下手と言われる。」

「アイデアが浮かばない・上手くまとまらないけど、調べても参考になる情報がない。」

「なんで、あの人は仕事ができるのに、自分はダメなんだ。どうしたら・・・。」

そんなあなたに朗報です。

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70】を手元に置いておけば、
先人の知恵であるビジネスフレームワークを駆使して、あなたがバリバリ活躍できること間違いなしです!!

その理由ですが、本書には実用的なビジネスフレームワークが合計70点も掲載されています。

【掲載フレームワーク】
・問題や課題を発見するフレーム……8点
・市場を分析するフレーム……13点
・課題解決のアイデアを練るフレーム……10点
・戦略を立案するフレーム……14点
・業務を改善するフレーム……10点
・組織をマネジメントするフレーム……11点
・他者に伝える・共有するフレーム……4点

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798156910 

フレームワーク自体はなんとなく知っていても、実際に使ったことはないという人も多いのではないでしょうか?

本書を図鑑として手元に置いて、困ったときにはビジネスフレームワークを探して活用してみてください。

おすすめ読者

  • 自分なりに勉強をしても評価されずに悩む社会人
  • 資料作成やアイデア整理が苦手で自分の意見を発信できない方
  • 同期や後輩に負けないで自分の意志決定力・ビジネス力を高めたいと考える方

章構成

ビジネスフレームワークを厳選し、ビジネスを推進していくうえで必要な順番に章構成がなされています。

翔泳社の会員登録をすると、本書で紹介されているフレームワークのパワーポイントがダウンロードが可能です。

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70目次

  • 序章 フレームワークを活用するために
  • 第1章 問題・課題を発見する
    • STEP1 問題をあぶり出す
      • 01 As is/To be
      • 02 6W2H
      • 03 なぜなぜ分析
      • 04 コントロール可能/不可能
    • STEP2 問題を整理する
      • 05 ロジックツリー
      • 06 課題設定シート
    • STEP3 優先順位の決定
      • 07 緊急度/重要度マトリクス
      • 08 意思決定マトリクス
    • コラム 他責と自責のどちらで考えるか
  • 第2章 市場を分析する
    • STEP1 マクロ環境や自社について分析する
      • 09 PEST分析
      • 10 ファイブフォース分析
      • 11 VRIO分析
      • 12 SWOT分析
    • STEP2 顧客について分析する
      • 13 パレート分析
      • 14 RFM分析
      • 15 ペルソナ
      • 16 共感マップ
      • 17 カスタマージャーニーマップ
    • STEP3 競合について分析する
      • 18 4P分析
      • 19 4P+誰に何を分析
      • 20 バリューチェーン分析
      • 21 コア・コンピタンス分析
    • コラム 定量・定性の違いをきちんと知っておこう
  • 第3章 課題解決のためのアイデアを練る
    • STEP1 制限なくアイデアを発想する
      • 22 ブレインライティング
      • 23 マンダラート
      • 24 形態分析法
      • 25 シナリオグラフ
      • 26 オズボーンのチェックリスト
    • STEP2 アイデアを形にしてみる
      • 27 アイデアシート
      • 28 ストーリーボード
      • STEP3 アイデアの評価と選択
      • 29 プロコン表
      • 30 SUCCESs
      • 31 ペイオフマトリクス
    • コラム アイデア発想や評価の場面では「バイアス」に気を付けよう
  • 第4章 戦略を立案する
    • STEP1 戦略の方向性を考える
      • 32 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
      • 33 アンゾフの成長マトリクス
      • 34 クロスSWOT
      • 35 STP
      • 36 ポジショニングマップ
    • STEP2 どのように実現するかを考える
      • 37 ビジネスモデル・キャンバス
      • 38 スキーム図
      • 39 AIDMA
      • 40 ガントチャート
      • 41 組織図
    • STEP3 目標を設定する
      • 42 ロードマップ
      • 43 KPIツリー
      • 44 AARRR
      • 45 SMART
    • コラム バックキャスティングとフォアキャスティング
  • 第5章 業務を改善する
    • STEP1 結果を振り返る
      • 46 KPT
      • 47 YWT
      • 48 PDCA(チェックシート)
    • STEP 2 業務の状態を可視化する
      • 49 業務棚卸シート
      • 50 業務フロー図
      • 51 PERT図
      • 52 RACI
    • STEP3 改善策を考える
      • 53 ムリ・ムダ・ムラ(ダラリの法則)
      • 54 ECRS
      • 55 業務改善提案シート
    • コラム 会議運営を担当する場合に押さえておきたいポイント
  • 第6章 組織をマネジメントする
    • STEP1 目的を共有する
      • 56 ミッション・ビジョン・バリュー
      • 57 Will/Can/Must
      • 58 Need/Wantマトリクス
    • STEP 2 メンバー間の関係性の質を高める
      • 59 ジョハリの窓
      • 60 認知/行動ループ
      • 61 ウォント/コミットメント
      • 62 PM理論
      • 63 ステークホルダー分析
    • STEP3 メンバーのモチベーションを高める
      • 64 動機付け・衛生理論
      • 65 Will/Skillマトリクス
      • 66 GROWモデル
    • コラム 会議を行う際はグランドルールを設定しておく
  • 第7章 他者に伝える・共有する
    • STEP1 情報を伝える
      • 67 商品企画書
      • 68 イベント企画書
      • 69 PREP
      • 70 TAPS
  • 巻末付録1 フレームワークの活用MAP
  • 巻末付録2 フレームワーク活用場面の一覧表

各フレームワークの紹介は見開き2ページで完結していますので、仕事でも使いやすいですね。

見開きページには各フレームワークについて以下の要素が書かれています。

フレームワーク紹介ページの構成要素

  • フレームワークのサンプル:実際にフレームワークを使ってみた図表
  • 基本情報:フレームワークの目的などを解説
  • 使い方:フレームワークの要素をどういう順番で使って考えれば良いのかを説明
  • 思考が加速する問い:フレームワークを使って現実を変えるためにより深く思考するための問い
  • CHECK POINT:フレームワークを使いこなして実務を推進することができるかのチェック

単なる解説に留まるのではなく、
実務に使えるような「問い」や「CHECK POINT」があるのは他のフレームワーク本と異なる部分かもしれませんね。

書籍詳細

それでは、各章の内容を確認していきましょう。

ビジネスフレームワークを知っていても、目的に紐づけて体系的に整理していないと効果は半減。

断片的になっていたフレームワークを「枠組み」にはめていきましょう!!

序章 フレームワークを活用するために

「フレームワーク」とは何か。

まずは大前提についての目線合わせをするための序章です。

フレームワークとは、「枠組み」のことです。
何かを考えたり分析したりする際に一定の枠組みを設けることで、
何を考えるべきなのか、何を整理すべきなのかを明確にし、思考を加速させることができます。

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70

フレームワークは万能ではありませんが、関係者との「共通認識」を醸成することに大きく貢献します。

プロジェクト形式で仕事を進めるコンサルタントは、
プロジェクト毎に異なるステークホルダーと都度、認識を合わせて仕事を進めていかないといけません。

しかしながら、社風や文化が異なったり、部署によって求める価値観が異なることが常。

そこで有名フレームワークを活用して、考え方を合わせることで物事を効率的に進めることがしやすくなります。

コンサルタントに限らず、
部署を跨いだ大きな仕事をする機会が増える課長以上の管理職の方は、
共通言語としてフレームワークを押さえておくと良いでしょう。

第1章 問題・課題を発見する

第1章では、ビジネスの起点となる問題・課題を発見するためのフレームワークが紹介されています。

企画立案や意思決定をするうえで必要なフレームワーク
「As is/To be」「ロジックツリー」「緊急度/重要度マトリクス」などを紹介しています。

コンサルタントや経営企画・営業企画、あとは管理職の方には重要で馴染みの深いフレームワークでしょうね。

全体像を俯瞰的に捉えて、
リソースを集中すべき領域を考えるうえで有益なフレームワーク。

指示を受ける若手の方や
定型業務をミスなく処理することが求められる職業に就いている方は触れる機会が少ないかもしれません。

組織全体や管理職の方が何を考えているかを知るきっかけになると思いますよ。

第2章 市場を分析する

次は分析系のフレームワークたちが取り上げられています。

「PEST分析」や「ファイブフォース分析」などの市場環境を分析するものから、
「カスタマージャーニーマップ」といった顧客分析用のフレームワークまで。

いわゆるフレームワークとして知られているものが多い印象です。

「4P分析」なんかはプロダクト単位でのマーケティング戦略を考えるときによく使いますね。

第1章のフレームワークを使って、問題・課題を整理したら解決策を考えるために各種分析が必要です。

あくまで第1章のフレームワークで整理できたのは「注力すべき問題の特定」まで。

「本当に注力すべき問題なのかの判断」や「問題を深掘りして解決策のアイデアを練るための前提を固める」には、この章で紹介されているフレームワークを使いこなすことで効率的に共通認識を醸成できるでしょう。

第3章 課題解決のためのアイデアを練る

「思考の発散と収束」⇒「評価」のプロセスを行うためのフレームワークとして、
「マンダラート」「ストーリーボード」「プロコン表」などを紹介。

第2章までのフレームワークを使って解決すべき理想とのギャップを特定。

次は解決策のアイデアを練っていくための「思考の発散」と、
現実解に落としていくための「収束」「評価」のプロセスを経る必要があります。

自由な発想で解決策を考えるクリエイティブなアート領域と
採用すべき施策を判断するロジカルなサイエンス領域の融合する分野。

このプロセスあたりからは関係者も増えてくるため、「頭の中を可視化」することの重要性が増してきます。

第4章 戦略を立案する

アイデアを、アイデアで終わらせていては現実が変わることはありません。

考えたアイデアを実現可能な形に落とし込むプロセスで役に立つのが第4章で紹介されているフレームワークたち。

「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」「STP」といった戦略の方向性を評価するものから、
「ビジネスモデル・キャンバス」「スキーム図」といった実施策をイメージが具体的に湧くものまで。

更には「ロードマップ」「KPIツリー」といった実際に組織として解決策を動かしていくためのフレームワークもあります。

個人的には「戦略と実行の橋渡し」を担うフレームワークが活躍するプロセスは最も重要だと考えています。

第5章 業務を改善する

「KPT」「PDCA(チェックシート)」「業務フロー図」「ムリ・ムダ・ムラ(ダラリの法則)」などなど。

施策の振り返りや日常で行われている業務を可視化して改善点を評価するフレームワーク。

組織の成長と、そこで働く従業員の負荷を減らすために中間管理職は必修科目でしょう。

第5章で紹介されているフレームワークを中間管理職である課長などが使いこなして、
現場で働く従業員が自ら、より良く働くための振り返りと改善の提案を積極的に出してくれる組織にしていきたいですね。

そうすると日本企業自体が強くなっていき、心身ともに健康で働くビジネスパーソンが増えるのではないかと信じています。

第6章 組織をマネジメントする

組織が目指す世界と従業員の目指す世界が一致していればいるほど、両者にとって良いこと尽くしなのは当然です。

「ミッション・ビジョン・バリュー」といった組織としての存在意義を発信するフレームワークや
「ジョハリの窓」「動機付け・衛生理論」という心理学知見に基づく「個人を知り、動機付ける」ものまで。

組織と個人をより深く理解し、互いに結びつけるためのフレームワーク。

マクロな視点とミクロな視点で理解しあうことの難しさと大切さを感じる章になっています。

第7章 他者に伝える・共有する

最後は、他者に自分の考えを伝え、動いてもらうためのフレームワークを紹介する章となっています。

「商品企画書」「イベント企画書」といった形で自分の考えをまとめて他者に伝えることで、物事は進んでいきます。

「PREP」という文章構成を意識することで、より明確に伝えやすくなることも示唆されていますので、
プレゼンテーションをして他者を巻き込む機会が多い企画職やコンサルタントは頭に叩き込みましょう!!

最後に

翔泳社のブックアンバサダーとして、手に取った本書。

断片的になっていたフレームワークたちが、問題解決を行うためのプロセスに沿って体系的に紹介されている点がこの本をオススメする最大のポイントになります。

新書などでもフレームワークを取り上げているものがありますが、「フレームワークのカタログ」では意味がありません。

あなたが、まだフレームワークに関する書籍を購入していないのであれば、
【ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70】を1冊購入するだけで充分ということは忘れないでくださいね。

この本で学んだフレームワークを使う機会というのは、コンサルタントになると大変多く遭遇します。

むしろ、コンサルタントであるなら、
本書で紹介されたフレームワークを使いこなして、
効率的に思考をまとめてプロジェクトを推進することが求められるでしょう。

しかしながら、フレームワークを使いこなしても組織自体がブラックであるなら、いくら効率的に仕事をしても次から次へとタスクが舞い込んでくる可能性も・・・。

そんな状況にならないように、ホワイトなコンサルティングファームについても知っておくといいかもしれませんね。

ホワイトなコンサルティングファームに興味のあるかたは、ぜひこちらの記事もご覧ください。

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