仕事ができない上司の特徴は「自分のために部下を働かせる」

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新年度を迎えたとき、転職をしたとき等に直面する問題。

それは「仕事ができない上司」の元に配属されることです。

コンサルティングファームで働くと「上司は優秀な人ばかりなんだろう」と思われる方も多いかもしれません。

大半が優秀な上司なのは間違いないのですが・・・。

「仕事ができない上司」の最たる特徴である「自分のために部下を働かせる」ことの是非を考えたいと思います。

目次

「仕事ができる」とは?

「仕事ができる」ということは「組織・チームの中で求められる役割を果たしている」ということ。

上司としていうのが管理職であるなら、そこで求められる役割は大きく2つです。

  • 組織・チームとしての成果創出
  • 部下の育成

時と場合によっては相反する上記2つを成し得えるのが、仕事のできる上司となります。

仕事ができない上司の特徴 3選

さて、「仕事のできない上司とはどんなビジネスパーソン?」という話に移ります。

まず最初に言いたいのが「自分のために部下を働かせる上司」が最もアウトだと考えています。

自分のために部下を働かせる

一番NGな上司像です。

自分の仕事がいっぱいいっぱいで単純作業を部下に振るだけの上司や、上司の上司(要は部長層や経営者層)から受けた無理難題を下の人間に振るだけの上司。

プレイングマネージャーとして役割に対してキャパオーバーとなって、単純に手が回らない状態です。

この状況になると、管理職として見なければならない仕事の全体感を捉えることができておらず、部下が優秀で自立していない場合は組織戦で敗北する可能性が高まります。

部下が優秀であれば勝手に成長して、勝手に良い判断をして指示以上の仕事してくれます。

ただ、その結果を判断する余裕が上司にないケースがあります。

「暖簾に腕押し」状態が長く続くと優秀な部下も離れていってしまうので注意が必要です。

残念ながら、部下が指示待ち人間だった場合も考えてみましょう。

成長意欲もなく、受けた指示をこなすことだけを考え、それ以上の価値を創出しようとしない。

そんな部下がいた場合、単純作業しか振れないうえに単純作業以上の成果が出てこないので火の車状態から抜け出せません。

自分の経験が常に正しいと思う

次のケースは「過去にプレイヤーとして活躍していた上司」に起こりやすいです。

「俺の経験上、こうするのが正しい!」と絶対的な正義のように振りかざすタイプです。

もちろん、状況によっては過去の知見が有効であることは疑いようがありません。

とは言っても、時代と共に戦い方は変えるべきものです。

常に時代の変化を捉えようとアンテナを張っていて、環境変化(社内外含め)に応じて仕事の進め方や指示内容を変える上司は付いていく価値があります。

その柔軟性と受容力から、部下の立場で学ぶことも多いでしょう。

社内の声しか気にしていない

最後に挙げる特徴は「社内の声しか」気にしない上司です。

組織戦であるビジネスにおいて、社内の声を気にするのは大変重要です。

無駄な苦労を避けたり、変な抵抗勢力をhuウニ方取ってしまうt生み出さないためにも。

でも、過剰に気にし過ぎてはいけません。

「上司の承認を如何に得るか・社内決裁を通しやすくするためにはどうしたらいいのか」ということを意識し過ぎた上司がいると、若手には良い影響を与えません。

本来であれば、ビジネスという営みは「顧客・市場に対して価値を提供し、その対価として金銭をいただくもの」です。

若手ビジネスパーソンが本来のビジネス思考を会得する前に、
社内調整思考に染まってしまっては大事な若手、そして組織の将来を潰してしまいます。

部下の立場で出来ることは?

これらの「仕事ができない上司」の元に配属されたしまった場合、部下の立場で出来ることは何があるのでしょうか?

対策としては、ブラック企業・ブラック職場の対策と重なる部分があります。

面従腹背

これは短期的な対症療法です。

表面上は従うように振る舞いつつ、内心では他の価値観をしっかりと取り入れておく。

そうして「仕事のできない上司」と一線を画して精神安定を図りながら、他の対策に向けた準備を水面下で進めるのです。

人事異動

可能であれば、人事異動の希望を人事部に出しましょう。

もちろん、理由などは前向きなものでなければいけません。

今回ご紹介したようなケースでの「仕事ができない上司」は、決して悪意のあるブラック上司ではありません。

「上司がダメだから」という理由が社内的に納得感のあるものになることはないでしょう。

定期的に人事異動をして人材をローテーションしている大企業であれば比較的叶いやすい対策だと思います。

転職

「転職」は人事異動が叶わない場合に残された、奥の手です。

自分に適さない環境に長く居続けることはキャリア上、望ましいことではありません。

転職エージェントなどに相談をして、自分が望むワークスタイルや社風をしっかりと固めてください。

そうでないと転職をしても同じ轍を踏む可能性もありますからね。

ちなみに、コンサルティング業界での働き方は一般的な事業会社と比べて、良くも悪くも変動的です。

数か月から年単位でプロジェクトが変わり、そのたびに上司や部下が変わることがほとんどです。

クライアントもプロジェクトごとに変わるため、多様なビジネスパーソンに会えることはコンサルティング業界の良さではありますね。

若手ビジネスパーソンの方は最終手段として、意外にホワイト化しているコンサルティング業界への転職を考えてみてください!!

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